ドコモのSIMカード入れ替えは自分でできる!機種変更も怖くない安心ガイド
「新しいスマホに機種変更したんだけど、SIMカードの入れ替えってどうやるの?」「なんだか難しそう…」
ドコモのスマホを使っているあなたは、そんな風に思っていませんか?お店でやってもらうのは安心だけど、できれば自分でサクッと済ませて、すぐに新しいスマホを使いたいですよね。
ご安心ください!実は、ドコモのSIMカードの入れ替えは、いくつかのポイントを押さえれば、誰でも簡単にできちゃうんです。この記事では、SIMカードの基礎知識から、自分で入れ替える具体的な手順、そして「うっかり!」を防ぐための注意点まで、優しく丁寧にご説明します。
これを読めば、もうSIMカードの入れ替えで悩むことはありません!新しいスマホを快適に使い始めるための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
そもそもSIMカードって何?なぜ入れ替えが必要なの?
SIMカードとは、あなたのスマホに入っている小さなICカードのことです。このカードには、あなたの電話番号や契約情報など、スマホが通信するために必要な大切な情報が記録されています。
例えるなら、SIMカードは「スマホの身分証明書」。この身分証明書があるからこそ、ドコモの電波を使って電話をかけたり、インターネットに繋いだりできるんです。
機種変更などでスマホを買い替えた際、古いスマホからSIMカードを抜き取り、新しいスマホに差し替えることで、同じ電話番号や契約情報を引き継いで、新しいスマホでも通信ができるようになるわけです。
ドコモのSIMカード、種類はいくつかあるの?
ドコモのSIMカードには、主に3つのサイズがあります。
- 標準SIM(FOMAカード/UIMカード): 一番大きいサイズ。昔のガラケーや初期のスマートフォンで使われていました。
 - microSIM(miniUIMカード): 標準SIMより一回り小さいサイズ。少し前のスマートフォンで多く使われていました。
 - nanoSIM(nanoUIMカード): 現在のスマートフォンの主流となっている最も小さいサイズ。iPhone 5以降のiPhoneや、多くのAndroidスマホで採用されています。
 
もし古いスマホと新しいスマホでSIMカードのサイズが異なる場合は、新しいSIMカードを発行してもらう必要があります。ドコモオンラインショップやドコモショップで手続きが可能です。
【ポイント】
ほとんどの場合、最近の機種はnanoSIMです。古い機種から新しい機種へ機種変更する際は、SIMカードのサイズが変わる可能性があることを頭に入れておきましょう。
ドコモのSIMカードを自分で入れ替える手順!ステップバイステップで安心
さあ、いよいよSIMカードの入れ替え手順を見ていきましょう。準備するものから、差し込み方まで、詳しく解説します。
準備するもの
- 新しいスマートフォン
 - 古いスマートフォン(SIMカードを抜き取るため)
 - SIM取り出しツール(またはペーパークリップ)
- 購入したスマホの箱に付属していることが多いです。もしなければ、クリップを伸ばして代用できます。
 
 - 新しいSIMカード(サイズが違う場合や新規契約の場合)
 - 清潔で柔らかい布(SIMカードの金属部分に触れないようにするため)
 - 明るい場所(小さなSIMカードを扱うため)
 
入れ替え手順
- スマートフォンの電源を切る
- 必ず、古いスマホも新しいスマホも、電源を完全に切ってから作業を始めましょう。電源が入ったままSIMカードを抜き差しすると、故障の原因になる可能性があります。
 
 - 古いスマホからSIMカードを取り出す
- SIMトレイの小さな穴にSIM取り出しツール(またはクリップ)を差し込み、奥まで押し込みます。
 - カチッと音がしてSIMトレイが少し飛び出てくるので、そのまま引き出します。
 - SIMトレイからSIMカードをそっと取り出します。この際、SIMカードの金属部分には直接触れないように気をつけましょう。
 
 - 新しいスマホにSIMカードを取り付ける
- 新しいスマホのSIMトレイを引き出します。(手順は古いスマホと同じです)
 - 取り出したSIMカードを、新しいスマホのSIMトレイに正しい向きで乗せます。SIMカードには切り欠きがあるので、トレイの形に合わせて乗せましょう。
 - SIMカードがずれないように注意しながら、SIMトレイをゆっくりと本体に差し込みます。奥までしっかりと押し込みましょう。
 
 - 新しいスマホの電源を入れる
- SIMカードの挿入が終わったら、新しいスマホの電源を入れます。
 
 - 開通手続き(必要な場合)
- 多くの場合、新しいSIMカード(4Gから5Gへの機種変更など)が送られてきた場合は、自分で開通手続き(回線の切り替え手続き)が必要です。
 - ドコモオンラインショップで購入した場合、通常、商品に同封されている案内や、ドコモオンラインショップのウェブサイトで開通手続きが行えます。新しいスマホから特定の番号に電話をかけるだけで完了するケースもあります。
 - 開通手続きが完了したら、一度スマホの電源を切り、再度電源を入れると、電波を受信するようになります。
 
 - APN設定(必要な場合)
- ドコモで契約したスマホでドコモのSIMカードを使う場合は、基本的にAPN設定は不要です。自動で設定されることがほとんどです。
 - しかし、SIMフリーの他社製スマホにドコモのSIMカードを挿した場合など、まれにAPN設定が必要な場合があります。
 - 設定方法は「設定」アプリから「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」などと進み、ドコモのAPN情報(spmode.ne.jp など)を入力します。詳しくはドコモの公式ウェブサイトで確認できます。
 
 
SIMカード入れ替え時の「うっかり!」を防ぐための注意点
せっかくの新しいスマホを傷つけたり、SIMカードを破損させたりしないために、いくつか注意点があります。
- SIMカードの向きを間違えない:SIMカードには切り欠きがあり、トレイにもその形に合わせた部分があります。無理に差し込まず、正しい向きでセットしましょう。
 - SIMカードの金属部分に触らない:指紋や汚れが付着すると、読み取り不良の原因になることがあります。なるべくフチを持ち、汚れてしまった場合は柔らかい布で優しく拭き取りましょう。
 - SIMピンを挿す穴を間違えない:スマホの側面には、SIMトレイの穴の他にもマイク穴など、似たような小さな穴があります。間違えて別の穴にSIMピンを挿し込むと、故障の原因になるので、必ず取扱説明書などで場所を確認しましょう。
 - SDカードスロットと間違えない:機種によっては、SIMカードとSDカードのスロットが同じ場所にあったり、隣接していたりします。間違えてSDカードのスロットにSIMカードを入れないように注意しましょう。
 - SIMロック解除が必要な場合がある:2021年10月以前にドコモで購入したスマホを、ドコモ以外のSIMカード(他社の格安SIMなど)で使いたい場合は、SIMロック解除手続きが必要です。ドコモのSIMカードをドコモのスマホに挿す場合は基本的に不要です。
 - データのバックアップを忘れずに:SIMカードの入れ替え自体でデータが消えることはありませんが、機種変更の場合は、念のため大切なデータのバックアップを取っておくと安心です。
 
eSIMって何?SIMカードとの違いは?
最近よく聞く「eSIM」という言葉。これは、物理的なSIMカードをスマホに差し込むのではなく、スマホ本体に内蔵されたチップに契約情報を直接ダウンロードして利用する仕組みです。
eSIMのメリット
- SIMカードの抜き差しが不要
 - オンラインで契約・開通が完結し、すぐに利用開始できる
 - 物理SIMカードを破損・紛失する心配がない
 
もしあなたがeSIMに切り替えたい場合は、ドコモショップやドコモオンライン手続きで変更が可能です。その場合、物理SIMカードの入れ替えは不要になります。
まとめ:ドコモのSIMカード入れ替えは、もう怖くない!
ドコモのSIMカード入れ替えは、少しの注意と正しい手順を知っていれば、誰でも簡単にできる作業です。これであなたも、新しいスマホを手にしたら、すぐに快適なモバイルライフをスタートできますね!
もし、途中で「あれ?」と分からなくなったり、不安になったりしたら、無理せずドコモのウェブサイトや取扱説明書を確認したり、ドコモショップやコールセンターに相談してみてください。
SIMカードを上手に使いこなして、あなたのスマホライフをさらに充実させましょう!