佐川急便「着払い」の送り状は印刷できる? 料金確認方法とスムーズな利用ガイド
「佐川急便で荷物を送りたいけど、受け取り側が料金を払う『着払い』にしたいな。伝票って自分で印刷できるのかな?」「結局、いくらくらいかかるんだろう?」
そんな疑問をお持ちではありませんか? 佐川急便の着払いは、荷物を送る際に非常に便利なサービスですが、利用方法や料金の確認で戸惑うこともありますよね。
この記事では、佐川急便の着払い伝票(送り状)の入手・印刷方法から、気になる料金の確認方法まで、あなたの疑問をスッキリ解決します。これを読めば、佐川急便の着払いをもっとスムーズに、安心して利用できるようになりますよ!
佐川急便の着払い伝票(送り状)は自分で印刷できる?
結論から言うと、個人の方が単発で佐川急便の着払い伝票を自宅のプリンターで印刷することは、基本的にできません。佐川急便の伝票は、特別な用紙やシステムを通じて発行されるためです。
では、どうすれば着払い伝票を用意できるのでしょうか? 主な方法は以下の2つです。
-
集荷時にドライバーから受け取るのが一番手軽!
佐川急便に集荷を依頼する際に、「着払い伝票をお願いします」と伝えるのが最も簡単で一般的な方法です。荷物をお渡しする際に、ドライバーさんが着払い用の伝票を持ってきてくれるので、その場で必要事項(送り主、お届け先、品名など)を記入すればOKです。
-
営業所やサービスセンター、取次店でもらえる
お近くの佐川急便営業所やサービスセンター、または佐川急便の荷物を取り扱っているコンビニエンスストアなどの取次店に行けば、着払い用の伝票をもらうことができます。こちらも、その場で手書きで記入して荷物に貼って利用します。
【法人・個人事業主向け】「e飛伝Ⅲ(イーヒデン・スリー)」で伝票を印刷する
荷物の発送頻度が高い法人や個人事業主の方には、佐川急便が提供するクラウド型送り状発行システム「e飛伝Ⅲ」がおすすめです。このサービスに事前に登録(原則無料)することで、パソコンで送り状のデータを作成し、お手持ちのプリンターで専用用紙に印刷することができます。もちろん、着払い伝票も作成・印刷可能です。
「e飛伝Ⅲ」利用のメリット:
- 事前に伝票を作成・印刷できるため、集荷時の手間を大幅に削減できます。
- 発送履歴の管理や宛先情報の登録ができ、業務効率が向上します。
- 専用の送り状シート(A4統合送り状やA5圧着送り状など)が必要です。
もし、あなたがビジネスで頻繁に佐川急便を利用するなら、「e飛伝Ⅲ」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
佐川急便の着払い料金を確認する方法
着払い料金は、荷物の「サイズ(縦・横・高さの合計)」、「重量」、そして「発送元」と「お届け先」の地域によって決まります。正確な料金を確認するには、いくつか方法があります。
-
佐川急便の公式ウェブサイト「輸送料金検索」を利用する
佐川急便の公式ウェブサイトには、便利な「輸送料金検索」ページがあります。
- まずは送りたい荷物の「サイズ(縦・横・高さの合計cm)」と「重量(kg)」を測っておきましょう。
- ウェブサイトで「飛脚宅配便」または「飛脚ラージサイズ宅配便」を選び、荷物のサイズと重量、そして発送元と届け先の都道府県を選択します。
- 表示される料金は「元払い」(荷物を送る側が支払う)の料金ですが、着払い料金も基本的に同額です。このツールを使えば、事前に大まかな料金を知ることができます。
-
佐川急便の営業所に問い合わせる、またはドライバーに確認する
最も確実なのは、佐川急便の営業所に電話で直接問い合わせるか、集荷に来たドライバーに確認することです。荷物の詳細を伝えれば、正確な料金を教えてくれます。特に、ウェブサイトでは判断しにくい特殊な荷物や複数の荷物を送る場合に有効です。
-
発送後の確認(送り状No.で照会)
荷物を発送した後に料金を確認したい場合は、手元に残る伝票の控えにある「お問い合わせ送り状No.」を使います。
法人利用で「スマートクラブ」に登録している場合は、「運賃情報照会」サービスから確認できることがあります。ただし、着払いの場合は、運賃の請求先(荷受人さま)がスマートクラブに登録している場合に確認が可能となるなど、制限がある点にご注意ください。
佐川急便着払いを利用する際の便利情報
-
持ち込み割引の適用は?
佐川急便の営業所やサービスセンターに荷物を直接持ち込むと、運賃から割引が適用される場合があります。ただし、着払いの場合、この割引が適用されないケースもあるので、事前に確認することをおすすめします。
-
「e-コレクト」との違い
着払いと似ていますが、「e-コレクト(代金引換サービス)」は、荷物の送料だけでなく、荷物の商品代金も配達時に集金してもらうサービスです。クレジットカードやデビットカードでの支払いも可能な点が特徴です。着払いとは異なる専用の「e-コレクト送り状」を使用します。
-
ポイントサービスについて
多くの宅配業者のポイントサービスは、基本的に元払い(発送人が支払う)の荷物に適用されます。着払い発送の場合、ポイント加算の対象外となることが多いので留意しておきましょう。
佐川急便の着払いは、受け取る側が料金を負担するため、個人間の取引やフリマアプリでの利用など、様々なシーンで役立ちます。今回のガイドを参考に、ぜひスムーズに佐川急便の着払いサービスを活用してみてくださいね。