セルフジェルネイルの基本:必要なものから準備・塗り方まで徹底解説!
「ジェルネイルって、サロンでしかできないんでしょ?」「セルフでやるのは難しそう…」そう思っていませんか? 実は、最近はセルフジェルネイルがとっても人気なんです! 必要な道具を揃えて、手順さえ覚えてしまえば、自宅で気軽にプロ級のツヤツヤネイルが楽しめます。
自分でできれば、デザインもカラーも自由自在! 好きな時に好きなだけ、指先のおしゃれを楽しめるのがセルフジェルネイルの魅力です。
この記事では、セルフジェルネイルを始めるために必要なものから、ネイルを長持ちさせるための丁寧な準備、そしてジェルを塗る基本の手順まで、初心者さんでも安心して始められるように徹底的に解説します。さあ、あなたも一緒にセルフジェルネイルの世界へ一歩踏み出してみましょう!
セルフジェルネイルを始めるために「必要なもの」リスト
まずは、セルフジェルネイルを楽しむために最低限揃えておきたいアイテムをご紹介します。これらを揃えれば、すぐにでも始められますよ!
【必須アイテム】
- UV/LEDライト: ジェルを硬化させるための必須アイテム。UVライトとLEDライトがあり、LEDライトの方が硬化が早く、最近のジェルはLED対応が多いです。どちらか一つ用意しましょう。
 - ベースジェル: 自爪とカラージェルの密着を高め、ネイルを長持ちさせるための土台。
 - カラージェル: お好みの色のジェル。最初は数色から始めてみましょう。
 - トップジェル: ジェルネイルの最後の仕上げ。ツヤを出し、デザインを保護します。拭き取り不要のノンワイプタイプが便利です。
 - ジェルブラシ: ジェルを塗るための筆。ベース、カラー、トップそれぞれに合ったものを選びましょう。平筆、オーバルなど種類があります。
 - エタノール(クリーナー): 未硬化ジェル(ジェルを硬化した後も残るベタつき)の拭き取りや、道具の消毒に使います。
 - ワイプ(コットン): エタノールを含ませて未硬化ジェルを拭き取ります。毛羽立ちにくいネイルワイプがおすすめです。
 - ウッドスティック: はみ出したジェルの修正や、オフの際に使います。
 - ファイル(ネイルファイル): 爪の形を整えるためのやすり。粗さの違う数種類があると便利です。
 - スポンジファイル(バッファー): 爪表面の軽い凹凸をなくし、ジェルの密着を良くするために使います。
 - プッシャー: 甘皮を押し上げる道具。メタル製やプラスチック製があります。
 - キューティクルニッパー: 甘皮やささくれをカットする道具。
 
【あると便利なアイテム】
- プライマー: ジェルの持ちをさらに良くしたい時に、ベースジェルの前に塗布します。
 - ダストブラシ: ファイルで削った爪の粉を払うためのブラシ。
 - ジェルクリーナー(プレプライマー): 爪表面の油分や水分を除去し、ジェルの密着をさらに高めます。
 - ジェルリムーバー(アセトン): ジェルネイルをオフする際に使います。
 - アルミホイル: ジェルオフの際に使います。
 - ネイルオイル/キューティクルオイル: ネイル後の保湿ケアに。
 
ネイルを長持ちさせるための「下準備」が超重要!
ジェルネイルの持ちは、塗る前の「下準備(プレパレーション)」で決まると言っても過言ではありません。面倒に感じても、この工程を丁寧に行うことが成功の秘訣です。
- 手指を清潔にする: まずは石鹸で手を洗い、消毒用エタノールで手指全体を消毒します。
 - 爪の形を整える: ネイルファイルで、爪の長さや形を整えます。一方方向に削るのがポイントです。
 - 甘皮(キューティクル)の処理:
- お風呂上がりなど、甘皮が柔らかい時に行うのがおすすめです。
 - プッシャーで甘皮を優しく押し上げます。この時、力を入れすぎないように注意しましょう。
 - 押し上げた甘皮や余分なルーススキン(甘皮の下の薄い皮)を、キューティクルニッパーで丁寧にカットします。切りすぎないように慎重に。
 
 - 爪表面のサンディング: スポンジファイル(バッファー)を使って、爪の表面を軽く削り、ツヤを消します。これでジェルの密着が良くなります。削りすぎは爪を傷める原因になるので、軽くでOKです。
 - ダストを除去&油分除去: ダストブラシで削りカスを払い、エタノールを含ませたワイプで爪表面の油分や水分をしっかり拭き取ります。この時、指で爪を触らないように注意しましょう。
 
ジェルを塗る「基本のやり方」ステップバイステップ!
さあ、いよいよジェルを塗っていきます。焦らず、薄く、丁寧に塗るのがポイントです。
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ベースジェルを塗る:
- ジェルブラシにベースジェルを少量取り、爪の先端(エッジ)にも薄く塗ります。
 - その後、爪の根元から先端に向かって、爪全体に薄く均一に塗布します。甘皮や皮膚につかないよう、爪のフチから少し離して塗るのがポイントです。
 - ライトで硬化(UVライト約60秒、LEDライト約30秒など、各ジェルの指示に従う)。
 
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カラージェルを塗る(1回目):
- ジェルブラシにカラージェルを少量取り、ベースジェルと同様に、爪の先端(エッジ)にも薄く塗ります。
 - 爪全体にムラなく薄く塗布します。厚塗りは硬化不良の原因になるので注意しましょう。
 - ライトで硬化(UVライト約60秒、LEDライト約30秒など)。
 
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カラージェルを塗る(2回目):
- 1回目のカラージェルが完全に硬化していることを確認し、さらに発色を良くするために2回目を塗ります。
 - 同様に薄く均一に塗り、エッジにもしっかり塗ります。
 - ライトで硬化(UVライト約60秒、LEDライト約30秒など)。
 - ※デザインによっては、3回目を塗る場合もあります。
 
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トップジェルを塗る:
- ジェルブラシにトップジェルを適量取り、カラージェルを保護するように爪全体に塗布します。エッジにもしっかり塗ることで、ジェルの浮きを防ぎ、持ちが良くなります。
 - トップジェルは、ツヤを出すための大切な工程なので、少し厚めに塗っても大丈夫ですが、流れやすいので注意しましょう。
 - ライトで硬化(UVライト約120秒、LEDライト約60秒など、ベースやカラーより長めに硬化することが多い)。
 
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未硬化ジェルの拭き取り(ノンワイプタイプ以外の場合):
- トップジェルが完全に硬化したら、エタノールを含ませたワイプで、爪表面のベタつき(未硬化ジェル)を丁寧に拭き取ります。この拭き取り作業で、ジェルのツヤが最大限に引き出されます。
 - ※ノンワイプトップジェルの場合はこの工程は不要です。
 
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保湿ケア:
- 最後に、キューティクルオイルやネイルオイルを甘皮周りに塗って優しくマッサージします。これにより、爪や甘皮の乾燥を防ぎ、美しい状態を保つことができます。
 
 
セルフジェルネイルを成功させる「コツ」と「注意点」
- 薄塗りを心がける: ジェルは厚く塗ると硬化不良を起こしやすく、持ちも悪くなります。薄く均一に塗ることを意識しましょう。
 - 甘皮や皮膚につけない: ジェルが甘皮や皮膚についてしまうと、そこから浮きやすくなります。はみ出したら、硬化前にウッドスティックなどで拭き取りましょう。
 - エッジ(爪の先端)にしっかり塗る: エッジに塗ることで、爪先からの剥がれを防ぎ、持ちが格段に良くなります。
 - 硬化時間を守る: 各ジェルのパッケージに記載されている硬化時間を守りましょう。足りないと硬化不良に、長すぎると爪に熱を感じやすくなることがあります。
 - 換気を忘れずに: ジェルネイルの溶剤は独特の匂いがあります。換気の良い場所で行いましょう。
 - オフも大切: 長持ちさせるだけでなく、オフも爪を傷めないように正しく行うことが重要です。無理に剥がしたりせず、専用のリムーバーを使いましょう。
 
まとめ:セルフジェルネイルで指先のおしゃれをもっと楽しもう!
セルフジェルネイルは、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば自宅で手軽に、そしてリーズナブルに指先のおしゃれを楽しめる素晴らしい方法です。
必要なものを揃え、丁寧な下準備と正しい塗り方をマスターすることが、成功への近道です。
この記事を参考に、ぜひあなたもセルフジェルネイルに挑戦してみてください。キラキラ輝く指先で、毎日の気分を上げていきましょう!