カレーが薄いときに足すと良い調味料を紹介!水っぽい場合の「コク足し」テクニック
「せっかく作ったカレーが、なんだか水っぽい…」「味が薄いな…」そんな時って、ちょっとガッカリしますよね。でも大丈夫!ご家庭によくある調味料や食材をちょっと加えるだけで、薄いカレーをまるで魔法のように、コク深く、お店のような味わいに変身させることができます。
今回は、水っぽいカレーや味が薄いカレーを、簡単においしくする「コク足し」テクニックをご紹介します!
薄いカレーに深みを与える!魔法のコク足し調味料
カレーが薄いと感じる時、味の薄さだけでなく「コク」や「旨味」が足りないことが多いんです。そんな時に大活躍するのが、冷蔵庫に眠っているかもしれないこれらの調味料たち!
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ソース(ウスターソース・中濃ソース)
日本のカレーと相性抜群のソースは、薄いカレーの救世主!ウスターソースはスパイス感が強く、中濃ソースは少し甘みととろみを与えてくれます。少量ずつ加えて味見しながら調整してくださいね。酸味と甘み、そして複雑なスパイスがカレーに奥行きを与えてくれます。
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醤油(しょうゆ)
意外かもしれませんが、醤油はカレーの隠し味としてとても優秀なんです。和風カレーだけでなく、洋風カレーにも少量加えるだけで、味がグッと引き締まり、深みが生まれます。日本の食卓には欠かせない調味料なので、ぜひ試してみてください。
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インスタントコーヒー
これぞ裏技!インスタントコーヒーをほんの少し(ティースプーン半分程度)加えるだけで、カレーに苦味と香ばしさが加わり、味が格段に複雑になります。入れすぎるとコーヒーの味が勝ってしまうので、あくまで「隠し味」として使うのがポイントです。
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味噌
味噌もまた、カレーの旨味を引き出すのに一役買います。特に、赤味噌や合わせ味噌がおすすめ。大さじ1〜2程度を溶かし入れると、コクとまろやかさが増し、ご飯との相性もさらに良くなります。
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ケチャップ
トマトの旨味が凝縮されたケチャップは、カレーにフルーティーな酸味と甘みをプラスしてくれます。お子さん向けのカレーや、よりまろやかな味わいにしたい時にぴったりです。
 
水っぽいカレーをとろ〜り濃厚に!食感を改善する食材
味が薄いだけでなく、カレーが水っぽくてシャバシャバしている…そんな時は、以下の食材でとろみとコクを同時にアップさせましょう。
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バター
少量加えるだけで、コクとまろやかさ、そしてツヤがアップします。仕上げにひとかけ入れるのも良いですし、具材を炒める際に使う油の代わりにバターを使うのもおすすめです。
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チーズ
とろけるチーズや粉チーズを溶かし入れると、ミルクのコクと塩味が加わり、マイルドで濃厚な味わいになります。とろみも自然とついて一石二鳥です。
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牛乳・生クリーム・ヨーグルト
これらはカレーの辛さを和らげながら、クリーミーなコクとまろやかさを加えてくれます。特にヨーグルトは、酸味が加わることでさっぱりとした後味になり、また肉を柔らかくする効果も期待できます。
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チョコレート(ブラックチョコレート推奨)
少し意外かもしれませんが、カカオの苦味と風味がカレーの隠し味に。特にビターチョコレートがおすすめです。小さく割って溶かし入れると、カレーに深みと独特のコクが生まれます。
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練乳
甘さとミルクのコクをプラスしたい時に。少量加えるだけで、まろやかで優しい味わいになります。辛口カレーを少し甘めにしたい時にも使えます。
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すりおろしリンゴ・バナナ
自然な甘みとフルーティーなコクを加えたい時に。すりおろして加えると、溶け込んでカレーに自然なとろみも生まれます。
 
「水っぽい」を卒業!カレー作りのちょっとしたコツ
- 煮詰める:シンプルですが、余分な水分を飛ばすために弱火でじっくり煮込むと、味が凝縮されて美味しくなります。ただし、焦げ付かないように時々混ぜるのを忘れずに。
 - 具材を炒める段階でしっかり旨味を引き出す:玉ねぎを飴色になるまで炒めたり、肉の表面をしっかり焼いたりすることで、後から加える調味料に頼らずとも、カレー全体の旨味が増します。
 - ルーの量を調整する:もし市販のルーを使っているなら、表示されている分量より少し多めにルーを入れてみるのも手です。