「ブラがきつい!」と感じたら…太った?いいえ、原因は他にも!正しい測り方と見直しで快適バストへ
「あれ?最近、ブラジャーがきつく感じる…もしかして太ったのかな?」
そう感じたとき、まず体重増加を疑う方は多いかもしれません。もちろんそれも一因ですが、実はブラジャーがきつく感じる原因は、体重の変化だけではないんです!体の微妙な変化やブラジャー自体の状態、さらには間違ったブラジャーの選び方や着け方も関係していることがあります。
体に合わないブラジャーを着け続けると、バストの形が崩れたり、肩こりや肌トラブルを引き起こしたりと、様々なデメリットがあります。せっかく毎日身につけるものだからこそ、快適でバストを美しく見せてくれるものを選びたいですよね。
この記事では、「ブラがきつい!」と感じる時に考えられる複数の原因を深掘りし、あなたの体に本当に合ったブラジャーを見つけるための正しいバストの測り方や選び方、着け方を徹底的に解説します。今日からブラジャーを見直して、バストも心も快適な毎日を手に入れましょう!
「ブラがきつい!」と感じる主な原因は体重だけじゃない!
ブラジャーがきつく感じる時、考えられる原因は多岐にわたります。
1. 体重の変化(増減)
やはり最も一般的な原因として、体重の増加が挙げられます。体重が増えれば、バスト周りのお肉も増え、アンダーバストやカップがきつく感じることがあります。しかし、**体重が減っても、ブラがきつく感じることがあります。**これは、バストの脂肪が減って形が変わり、ブラジャーとの間に隙間ができてズレやすくなり、結果的に「きつい」と感じるようになるためです。
2. 体型の変化(体重が変わらなくても)
体重は変わらなくても、体型は変化するものです。
加齢による変化: 年齢とともにバストのハリが失われたり、バストの脂肪が移動したりすることで、形や位置が変わり、既存のブラジャーが合わなくなることがあります。
姿勢の変化: 猫背になったり、体の歪みが生じたりすると、バストの位置や形が変わり、ブラがきつく感じることがあります。
ライフスタイルの変化: 運動習慣の有無や、座りっぱなしの生活などによって、背中や脇にお肉がつきやすくなることもあります。
生理周期による変化: 生理前はホルモンバランスの影響でバストが張ったり、むくんだりして、一時的にブラがきつく感じることがあります。
3. ブラジャー自体の劣化
意外と見落としがちなのが、ブラジャーそのものの劣化です。
ゴムの伸び: アンダーバストのゴムやストラップのゴムは、洗濯を繰り返したり、着用を続けるうちに伸びてしまいます。ホールド力がなくなり、バストを適切に支えられなくなると、カップが浮いたりずれたりして「きつい」と感じることがあります。
ワイヤーの変形: ワイヤーが体に合わなくなったと感じたり、飛び出してきたりすることもあります。
カップのへたり: カップ部分の形が崩れてへたると、バストを包みきれなくなります。
4. 間違ったサイズの選択・選び方
初めてブラジャーを購入した時や、自己流でサイズを測っていた場合、そもそも最初からサイズが合っていなかったという可能性もあります。
アンダーサイズの間違い: アンダーがきつすぎると、背中に食い込んだり、呼吸が苦しくなったりします。
カップサイズの間違い: カップが小さいとバストがはみ出し、大きいとカップが浮いて安定しません。
デザインによるフィット感の違い: 同じサイズでも、フルカップ、3/4カップ、モールドカップなど、デザインによってフィット感が異なるため、購入時には試着が重要です。
5. 間違ったブラジャーの着け方
せっかく合ったサイズのブラジャーでも、正しく着けられていないと、本来の機能を発揮できず、きつく感じることがあります。
バストをカップに収めきれていない: 脇や背中のお肉をきちんとカップに集められていないと、バストが脇に流れたり、カップが浮いたりして不快感につながります。
ストラップの調整不足: ストラップが短すぎると肩に食い込み、長すぎるとバストが下垂してしまいます。
ホックの位置: ホックを一番内側で留めてしまうと、すぐにゴムが伸びて買い替えが必要になります。基本は一番外側から試しましょう。
ぴったりブラを見つける!正しいバストの測り方と選び方
ブラジャーがきつく感じたら、まずは自分のバストサイズを正しく測り直すことから始めましょう。できれば下着専門店でプロに測ってもらうのが最も確実です。
1. 正しい測り方(セルフでもできる!)
メジャーを使って、以下の2つのサイズを測ります。
アンダーバスト: バストの膨らみのすぐ下、水平になるようにメジャーを当てて測ります。測る際は、息を吐ききった状態で、メジャーが体に食い込まない程度にぴたりと沿わせます。
トップバスト: バストの一番高い部分(乳頭を通る位置)を、力を抜いて測ります。メジャーがずれないように注意し、メジャーがバストをつぶさないように軽く当てましょう。
サイズの目安(一般的な表記)
アンダーバスト (cm)  | カップサイズ(トップバストとの差)  | 
65  | A: 10cm, B: 12.5cm, C: 15cm...  | 
70  | A: 10cm, B: 12.5cm, C: 15cm...  | 
75  | A: 10cm, B: 12.5cm, C: 15cm...  | 
80  | A: 10cm, B: 12.5cm, C: 15cm...  | 
85  | A: 10cm, B: 12.5cm, C: 15cm...  | 
※これはあくまで一般的な目安です。メーカーやブランドによって、同じサイズ表記でもフィット感が異なることがあります。
2. 「試着」で最終確認を!
サイズが分かったら、必ず試着をして最終的なフィット感を確かめましょう。
ホックは一番外側から: ブラジャーの寿命を考慮し、まずは一番外側のホックで試着します。きついと感じるならワンサイズアップを検討。
ワイヤーがバストの付け根に沿っているか: ワイヤーがバストの肉に食い込んだり、バストから離れて浮いたりしていないか確認。
カップが浮かない・食い込まない: カップの上辺が浮いたり、バストがはみ出したりしていないか確認。
サイドがはみ出ていないか: 脇や背中のお肉が段になっていないか、滑らかになっているか確認。
ストラップの調整: 肩に食い込まず、バストを適度に持ち上げる長さに調整。
体を動かして確認: 腕を上げ下げしたり、体をひねったりして、ズレたり違和感がないか確認しましょう。
3. ブラジャーのデザイン選びも大切
同じサイズでも、デザインによってフィット感が大きく異なります。
フルカップ: バスト全体を包み込み、安定感が欲しい方やバストの大きい方におすすめ。
3/4カップ: バストを中央に寄せ、デコルテを美しく見せる定番の形。
モールドカップ: 縫い目がなく、アウターに響きにくいので、Tシャツなど薄手の服を着る時におすすめ。
ノンワイヤーブラ: 締め付けが苦手な方や、リラックスしたい時に。最近はホールド力の高いものも増えています。
正しいブラジャーの着け方で、さらに快適に!
正しいサイズのブラジャーを選んだら、毎日の正しい着け方もマスターしましょう。これだけで、ブラジャーの機能が最大限に活かされ、バストラインも美しく保てます。
前かがみになり、ワイヤーをバストの付け根に合わせる:
体を軽く前かがみにし、ブラジャーのワイヤーがバストのふくらみの始まり(付け根)にぴったりと沿うように合わせます。
肩ひもを肩にかける:
肩ひもを肩にかけ、カップ全体にバストを収めます。
ホックを留める:
ホックは一番外側の位置で留めます。
「お肉のカップイン」と「脇から持ち上げる」:
前かがみの姿勢のまま、片方の手でカップの脇を持ち、もう一方の手で反対側の脇から背中にかけてのお肉を、丁寧にカップの中に集め入れます。特に、バストを横に流さず、しっかりと中央に寄せ集めるイメージです。
ストラップの長さを調整する:
ストラップと肩の間に指が一本スッと入るくらいの長さが目安です。バストが持ち上がりすぎず、肩に食い込まないように調整しましょう。
最終チェック:
ワイヤーがバストの付け根に沿っているか。
カップが浮いたり、食い込んだりしていないか。
バック(背中のベルト部分)が水平になっているか。
肩ひもが食い込んでいないか。
鏡で横や後ろからも確認し、違和感がないか体を動かしてチェックしましょう。
まとめ:あなたのバストはもっと美しくなれる!
「ブラがきつい!」と感じるサインは、あなたのバストが「もう一度見直してほしい」とSOSを出しているのかもしれません。体重の変化だけでなく、体型の変化やブラジャーの劣化、そして選び方や着け方まで、様々な原因が考えられます。
この機会に、ご自身のバストサイズを正しく測り直し、必ず試着をしてぴったり合ったブラジャーを選ぶこと。そして、毎日正しい方法で着けることを習慣にしてみてください。
たったこれだけのことで、バストラインは驚くほど美しく整い、肩こりや不快感から解放され、毎日をより快適に、自信を持って過ごせるようになるはずです。あなたのバストのために、今日からブラジャー習慣を見直してみませんか?