【初心者向け】セルフジェルネイルの基本のやり方!下準備から仕上げまで徹底解説
「自分でジェルネイルしてみたいけど、難しそう…」「何から始めたらいいの?」そう思っているあなた! 大丈夫です。セルフジェルネイルは、基本のやり方をしっかり押さえれば、初心者さんでもサロンのような美しい仕上がりを楽しむことができます。
今回は、セルフジェルネイルを始めるにあたって必要な道具から、持ちを良くするための下準備、そしてジェルを塗る手順からオフの仕方まで、まるっと解説していきます。これであなたも今日からセルフネイラーデビュー!
1. これだけは揃えたい!基本の道具リスト
まずは、セルフジェルネイルを始めるために必要な道具をチェックしましょう。最初は最低限のものでもOKですが、あると便利なものもご紹介します。
必須アイテム
UV/LEDライト: ジェルを硬化させるための必須アイテムです。持ち運びやすいコンパクトなものや、手がすっぽり入るドーム型など、様々な種類があります。
ベースジェル: 自爪とジェルの密着を高め、持ちを良くするための土台となるジェルです。
カラージェル: 好みの色を選びましょう。まずは数色からスタートするのがおすすめです。
トップジェル: ジェルのツヤを出し、表面を保護して持ちを良くするための仕上げのジェルです。
ジェルクリーナー(未硬化ジェル拭き取り用): ジェルを硬化させた後に残るベタつき(未硬化ジェル)を拭き取る際に使います。
ジェルリムーバー(アセトン入り): ジェルネイルをオフする際に使います。
コットン: ジェルクリーナーやリムーバーを染み込ませて使います。
ワイプ(コットンやキッチンペーパーでも代用可): 未硬化ジェルを拭き取る際に使います。
エメリーボード: 爪の長さや形を整えるファイル(爪やすり)です。
ファイル(グリット数100/180程度): ジェルの表面を削ったり、自爪の表面を軽くサンディングするのに使います。
ウッドスティック: 甘皮を押し上げたり、細かい作業に使います。
プッシャー(メタルプッシャーまたはプラスチックプッシャー): 甘皮を押し上げるのに使います。
ニッパーまたはキューティクルニッパー: 甘皮の処理に使います。
ダストブラシ: 削った際の粉を払うのに使います。
あると便利なアイテム
プライマー/プレプライマー: 自爪の油分・水分除去や密着度を高める効果があります。
ノンワイプトップジェル: 未硬化ジェルが出ないため、拭き取り不要で時短になります。
ネイル筆: ジェルを塗るための筆。基本はオーバル型が使いやすいです。
ネイルダストクリーナー: ジェルを削る際に出る粉塵を吸い取ってくれます。
キューティクルオイル: 爪周りの保湿ケアに使います。
2. 持ちUPの秘訣!ジェルネイル前の丁寧な下準備
ジェルネイルの持ちは、下準備(プレパレーション)で決まると言っても過言ではありません。丁寧に準備することで、浮きにくく長持ちするジェルネイルに仕上がります。
手を清潔にする: 石鹸で手を洗い、消毒用エタノールなどで除菌しましょう。
爪の長さと形を整える: エメリーボードを使って、好みの長さに整え、形もスクエアオフやラウンドなど、理想の形にファイリングします。
甘皮処理をする:
ぬるま湯に指を浸すか、キューティクルリムーバーを塗って甘皮を柔らかくします。
ウッドスティックやプッシャーで、優しく甘皮を押し上げます。この時、力を入れすぎないように注意しましょう。
浮いてきたルースキューティクル(余分な薄い皮)やささくれを、ニッパーで丁寧にカットします。
爪表面をサンディングする: ファイル(180グリット程度)を使って、爪表面全体を軽くサンディングします。爪のツヤがなくなる程度でOKです。表面に細かい傷をつけることで、ジェルの密着を良くします。削りすぎは爪を傷めるので注意してください。
ダストを除去する: ダストブラシで削りカスを払い、ジェルクリーナーを染み込ませたワイプで、爪表面の油分や水分、ダストを丁寧に拭き取ります。これを怠ると、ジェルの浮きの原因になります。
3. いよいよジェルオン!基本の塗り方ステップ
下準備が終わったら、いよいよジェルを塗っていきます。焦らず、薄く均一に塗るのがポイントです。
ステップ1:ベースジェルを塗る
ベースジェルを少量取り、筆をよくしごいて液量を調整します。
爪の中央から先端に向かって、薄く均一に塗ります。
爪の先端(エッジ)にも忘れずに塗ることで、浮きを防ぎ、持ちが良くなります。
皮膚につかないように、爪の際(キワ)から少し離して塗るのがポイントです。皮膚についてしまった場合は、ウッドスティックなどで拭き取ってから硬化しましょう。
UV/LEDライトで硬化させます(ライトの指示に従いましょう)。
ステップ2:カラージェルを塗る
カラージェルも同様に、筆をよくしごいて薄く均一に塗ります。
一度で濃く塗ろうとせず、薄く2~3回に分けて重ね塗りすると、ムラになりにくく綺麗に仕上がります。
塗るたびにUV/LEDライトで硬化させます。
爪の先端(エッジ)にも忘れずに塗りましょう。
ステップ3:トップジェルを塗る
トップジェルを適量取り、ベースジェルやカラージェルよりも少し厚めに、爪全体を覆うように塗ります。
爪の先端(エッジ)にも忘れずに塗りましょう。
UV/LEDライトでしっかり硬化させます(カラージェルよりも長めに硬化させるのがおすすめです)。
ステップ4:未硬化ジェルを拭き取る(ノンワイプトップジェル以外の場合)
硬化後、ジェルクリーナーを染み込ませたワイプで、爪表面のベタつき(未硬化ジェル)を丁寧に拭き取ります。ゴシゴシ擦らず、優しく一方向に拭き取りましょう。
これでツヤツヤの仕上がりに!
4. 長持ちさせる秘訣とアフターケア
せっかくきれいに塗ったジェルネイル、できるだけ長く楽しみたいですよね。
衝撃に注意: 爪をぶつけたり、硬いものでひっかけたりしないように注意しましょう。
水仕事の際は手袋を: 長時間の水仕事は、ジェルと自爪の間に水分が入り込み、浮きの原因になることがあります。ゴム手袋などを着用しましょう。
キューティクルオイルで保湿: 乾燥はジェルの浮きや爪周りのささくれの原因になります。毎日、爪の生え際や側面にキューティクルオイルを塗って保湿しましょう。
5. ジェルネイルの正しいオフの仕方
ジェルネイルは、無理に剥がすと自爪を傷めてしまいます。正しい方法でオフしましょう。
ファイルで表面を削る: ファイル(100グリット程度)を使って、トップジェルとカラージェルの表面を軽く削り、ツヤをなくします。こうすることで、リムーバーが浸透しやすくなります。
リムーバーを染み込ませる: コットンにジェルリムーバーをたっぷり染み込ませ、爪の上に置きます。
アルミホイルで巻く: コットンがずれないようにアルミホイルで指先をしっかりと巻き、10~15分程度放置します。
浮いたジェルを取り除く: 時間が経ったらアルミホイルを外し、ウッドスティックなどで優しく浮いたジェルを剥がします。無理にゴシゴシせず、もし取れない部分があれば再度リムーバーを染み込ませて放置します。
残ったジェルを整える: 爪に残ったジェルのカスを、ファイルで優しく削り取ります。
保湿ケア: オフ後は爪が乾燥しやすくなっています。キューティクルオイルやネイルオイル、ハンドクリームなどでしっかりと保湿しましょう。
まとめ:セルフジェルネイルで指先のおしゃれを楽しもう!
セルフジェルネイルは、少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、慣れてしまえば自宅で気軽に指先のおしゃれを楽しむことができます。サロンに行く手間や費用も抑えられるのが嬉しいポイントですよね。
この記事を参考に、ぜひセルフジェルネイルに挑戦して、あなたの指先を彩ってみてください!