マレーシア移住で働く!仕事の探し方から最新ビザ事情、リアルな給与まで徹底解説


「海外で働いてみたいけれど、どの国がいいだろう?」「物価が安くて英語も通じるマレーシアでの生活に憧れる」

そんな風に考えている方にとって、マレーシアは今も昔もトップクラスに人気の移住先です。しかし、2026年を迎え、現地の就労ビザ制度や求人市場には大きな変化が訪れています。

「現地採用の給料だけで生活できる?」「特別なスキルがなくても仕事は見つかる?」「最新のビザ条件は?」

こうした疑問を解消せずに出発してしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。この記事では、マレーシアで仕事を見つけ、安定した移住生活を送るための完全ガイドをお届けします。


1. マレーシアで日本人が就ける仕事の種類と最新トレンド

マレーシアには、日本人の強みを活かせる求人が数多く存在します。職種によって求められるスキルや待遇が大きく異なるため、自分のキャリアに合った選択が重要です。

カスタマーサポート・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)

最も門戸が広く、未経験からでも挑戦しやすい職種です。外資系企業の拠点が多く、日本語でのサポート窓口として多くの日本人が採用されています。語学不問の案件もありますが、英語ができると給与がアップする傾向にあります。

日系企業の営業・管理職

マレーシアには多くの日系製造業や商社が進出しています。日本とのやり取りや、現地スタッフとの橋渡し役として、社会人経験のある人材が求められています。

ITエンジニア・専門職

プログラミングスキルや高度な技術を持つ場合、現地企業や多国籍企業から高待遇で迎えられるケースが増えています。特にデジタル化が進むクアラルンプールでは、IT人材の需要は右肩上がりです。


2. 気になる給与相場と「現地採用」の生活レベル

「マレーシアで働くと、どれくらい貯金できるの?」という質問は非常に多いです。

職種別の月収目安(RM1=約33円〜39円想定)

  • カスタマーサポート: RM8,500 〜 RM10,000 前後(約28万円〜35万円)

  • 一般営業・事務: RM8,000 〜 RM12,000 前後

  • マネジメント・専門職: RM15,000 〜 以上

生活費のリアル

マレーシアの物価は日本の約2/3から1/2程度と言われます。

  • 家賃: クアラルンプール中心部のコンドミニアム(ジム・プール付き)で、RM2,500〜RM4,000も出せば非常に豪華な暮らしが可能です。

  • 食費: ローカルフードなら1食300円〜500円程度。自炊や日本食レストランを多用すると、日本と同じかそれ以上のコストがかかることもあります。

現地採用であっても、月収RM8,500以上あれば、独身なら十分に余裕のある暮らしができ、旅行や貯金を楽しむことが可能です。


3. 就労ビザ(雇用パス)取得条件

マレーシアの就労ビザ(Employment Pass / EP)は、近年審査が厳格化されており、特に「最低給与額」の基準に注意が必要です。

主要なカテゴリーと給与要件

2026年現在、一般的な日本人が取得するEPには主に以下のカテゴリーがあります。

  • カテゴリーI: 月額給与 RM10,000以上(有効期間:最長5年、家族帯同可)

  • カテゴリーII: 月額給与 RM5,000以上 〜 RM9,999(有効期間:最長2年、家族帯同可)

  • カテゴリーIII: 月額給与 RM3,000以上 〜 RM4,999(※日本人には適用されにくい)

注意ポイント: 近年の法改正により、外国人雇用に対する最低賃金の下限が引き上げられる動きがあります。申請時に最新の基準を満たしているか、エージェントを通じて必ず確認しましょう。

デジタルノマドビザ(DE Rantau)

会社に属さずフリーランスやフルリモートで働く方向けの「DE Rantau Nomad Pass」も人気です。年収が一定以上(USD24,000〜)であれば、最長2年の滞在が可能になります。


4. マレーシアで仕事を探す3つのステップ

移住を成功させるためには、日本にいるうちから動くのが鉄則です。

  1. 海外就職特化のエージェントに登録する

    マレーシアには日本人コンサルタントが常駐する人材紹介会社が多数あります(例:Reeracoen, JAC Recruitmentなど)。まずは面談をして、自分の市場価値を確認しましょう。

  2. 英文レジュメ(CV)を作成する

    日系企業であっても、ビザ申請や現地法人への提出で英文の履歴書が必要になります。自分の実績を定量的にアピールできるよう準備しましょう。

  3. オンライン面接の準備

    現在はほとんどの選考がオンライン(ZoomやGoogle Meet)で完結します。時差を確認し、現地の通信環境が不安定な場合も考慮して、落ち着いて話せる環境を整えておきましょう。


5. メリットだけじゃない!移住前に知っておきたいデメリット

理想の生活を手に入れるためには、負の側面も知っておくべきです。

  • 交通渋滞と運転マナー: クアラルンプールの渋滞は深刻です。また、歩行者優先ではないため、外出時は注意が必要です。

  • 宗教と文化の尊重: 多民族・多宗教国家です。イスラム教のラマダン(断食)期間や、現地のタブーを理解し、尊重する姿勢が求められます。

  • 医療費の格差: 公立病院は安いですが待ち時間が長く、日本人が通う私立病院は高額です。会社の医療保険の内容をしっかり確認しておきましょう。


結論:マレーシア移住は「キャリアの大きな武器」になる

マレーシアで働く経験は、単なる思い出作りではなく、多文化環境でのコミュニケーション能力や、英語での実務経験を積む絶好のチャンスです。

物価安を活かして生活の質を上げつつ、グローバルな視点を手に入れる。マレーシアは変化を恐れず挑戦する人にとって、最高の舞台であり続けています。