台湾旅行で知っておきたい消費税(営業税)と免税・還付の完全ガイド
台湾旅行を計画中の方が気になる「お金」の話。特にショッピングを楽しみにしている方にとって、税金の仕組みや還付(リファンド)の手続きは知っておかないと損をしてしまう重要なポイントです。
台湾の消費税は日本と仕組みが異なり、正しく手続きをすれば支払った税金が戻ってくる制度も充実しています。
この記事では、台湾の消費税(営業税)の基本から、旅行者が受けられる免税手続き、さらには賢く買い物をするためのコツまでを分かりやすく解説します。
台湾の消費税「営業税」の基本
台湾では、日本の消費税に相当する税金を「営業税(VAT)」と呼びます。
税率は一律 5%
台湾の営業税率は、原則として**一律 5%**です。日本のように商品カテゴリーによって8%や10%と分かれていることはなく、非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。
全て「税込表示」
台湾の街中にあるショップ、レストラン、コンビニなどの価格表示は、基本的にすべて税込み価格です。レジで表示価格に別途税金が加算されることはありませんので、手持ちの予算管理もしやすくなっています。
旅行者必見!税金還付(TRS)の仕組み
台湾では、外国人観光客が特定の条件を満たして買い物をした場合、支払った5%の営業税を払い戻してくれる「特定商品退税(TRS)」という制度があります。
還付を受けられる条件
対象者: 台湾への滞在期間が183日以内の外国人(日本国パスポート保持者など)。
購入金額: 同一日に、同一の「TRS(退税)」マークがある特約店で、税込2,000元以上の買い物をすること。
持ち出し期限: 購入した日から90日以内に、その商品を携帯して出国すること。
対象外の商品: 宿泊費、飲食代、機内持ち込み禁止品、台湾国内ですでに開封・使用した消耗品などは対象外です。
注意: 還付手続きの際には、一律で20%の手数料が差し引かれます。つまり、実質的に手元に戻ってくるのは、購入金額の約4%弱となります。
免税手続きの3つのパターン
台湾での免税手続きには、買い物の場所や金額に応じて3つの方法があります。
1. 店舗での即時還付(少額還付)
百貨店や大型ショッピングモールなどで、当日の購入合計額が2,000元以上48,000元以下の場合、その場で現金で還付を受けられることがあります。
場所: 店内の「退税(Tax Refund)」カウンター
必要なもの: パスポート、レシート(統一発票)
2. 市内特約店での還付
一部の大きなショッピングセンターでは、空港へ行く前に市内で還付手続きを完了させることができます。この場合、クレジットカードでの保証金(デポジット)が必要になることがあります。
3. 空港・港湾での還付
最も一般的な方法です。市内で「還付明細申請書」を受け取っておき、出国時に空港の手続き機(E-VAT)やカウンターで申請します。
場所: 空港の税関カウンター付近にある「外籍旅客退税」コーナー
流れ: 自動キオスク端末にパスポートと書類をスキャン → 還付明細を受け取る → 指定の銀行カウンター等で現金(台湾元)またはクレジットカードへの返金を受ける
台湾で賢くショッピングするためのコツ
「退税(TRS)」マークをチェック
免税手続きができるお店には、必ず赤や青の「Tax Refund」マークが掲示されています。個人商店や夜市の屋台などは対象外であることが多いので、高額な買い物をする際はマークの有無を確認しましょう。
パスポートの携帯を忘れずに
免税書類を作成してもらうには、**パスポート(原本)**の提示が必須です。コピーでは対応してもらえないことが多いため、ショッピングを予定している日は必ず持ち歩くようにしましょう。
レシート(統一発票)は大切に保管
台湾のレシートは「統一発票」と呼ばれ、全てに番号が振られています。これは免税手続きに必須なだけでなく、実は宝くじの機能も付いている大切な書類です。万が一免税対象にならなくても、捨てずに持っておくと運試しができるかもしれません。
まとめ:台湾の税制を知って、もっとお得な旅を!
台湾の消費税は5%と比較的低めですが、お土産やブランド品などをまとめ買いすると、還付される金額も馬鹿になりません。
税率は5%で、表示はすべて税込
1店舗で1日2,000元以上買ったら免税のチャンス
買い物にはパスポートを持参し、TRSマークを確認する
このポイントをしっかり押さえて、台湾でのショッピングを賢く、お得に楽しんでくださいね。